小学生からのプログラミング教育に意義はあるのかな?
お世話になる先輩の、小学生のお子さんに迫るICT教育に関して
意見を求められた私。
先輩の悩みは
- そもそもICT教育って何よ?よくわからないんだけど…。
- 何か対策した方がいいのかな ?
- とにかくどうすればいい?
私の回答としては、タイピングスキルの習得。
お子様には
『ピアニストのような正確でリズムあるタイピングの習得を目指して下さい』
そうお伝えしたんです。
ICTはタイピングが基本。 - 小学生のICT教育。乗り遅れない為に。
ご覧になってみて下さい。
小学生の算数なら教えることが出来るかもしれません。
でも、パソコン操作や、そもそものパソコンの概念【 い ろ は 】は?
何となくパソコンやスマホを使いだした私たち。
未だに関連するすべての事象を曖昧にやり過ごしていることばっかりで
基本は、我流。そもそも、使い方すら絶対に正しいという自信も無く
ただ使えれば良いか。で、今も過ごしているんです。
それ故に、
お子さんに、何から何をどう教えればいいのか?
きっかけすら分からない。わからない事ばかり。
要はあれこれ言える素養がないんです。
という事で、一度、専門家の
情報コーディネーター1級(日本に7人しかいない資格らしい)が代表取締役を務める
での無料オンライン体験レッスンをおすすめしたんです。
つたない、私の社会人的視点。
何と、住友商事さんが資本参加されているスクールなんです。
将来への先行投資の展望に優れる総合商社。
今やコンビニすら有名チェーンは大手商社の傘下企業。
ミーハーな発想です。
あっ、もうそんな時代になるんだろうな・・・。
根拠はないんです。ですが
大手総合商社の参画を知った事で
今後の時代の流れ転換を感じた思いを伝えたいのです。
誤解無き様に。
学校の良し悪しをお伝えしたい訳ではありません。
時代の流れが変わる、転換点にいてる実感。
それを担っていくのが、今の子供たちなんだろうと。
スポーツなど様々なジャンルの優秀選手の大多数もそうだと思います。
全てが我流で一流を極めることは、現実的ではないのかなと。
一流選手はどこかで必ず基本を叩き込まれているはずなんだと思うのです。
も く じ
小学校プログラミング教育の導入。何で?
あれこれ調べている間に出会う
小学校でのプログラミング教育の導入。
私が先輩からICT教育に関して意見を求められた時に
ICT教育に関して意味が分からず、簡単に教えてもらった第一印象。
『国は、子供全員をプログラマーにするつもり?』
子供の全員がそうなるとはもちろん思いません。
適性を図る最初の選別か?
馬鹿な私。頭の中で、デジタル庁新設が結びつきます。
陰謀論めいた稚拙な発想に、我ながら呆れてしまいます。
世の中そんなに単純ではありませんよね。
[職業選択の自由]を謳う憲法に違反する事になります。
でも、プログラミングは日常の生活に役立つとは思えないし
馴染まないよな~・・・。
自分の浅はかさに心底呆れます。
そもそも、自分自身、プログラミングは別世界の話で
縁も所縁も無い世界。
皆さんもそう思っていませんか?
ほんの少し興味を持っただけで自分なりの理解が出来上がりました。
プログラミング教育、かなり良いかもです。
きっとお子さんの
生きていく上で、人間力として役に立つのかも
そう思えるようになりました。
あくまでも個人的な見解です。
プログラミング教育の大義
諸説あるかも知れませんので、予めご了承下さい。
プログラミング教育の大義
新しい技術を使うだけではなく 創造できる ようになることにあり。
創造できる?
を、噛み砕いていきます。
創造力は
ネットでは、この3項を論理的思考とか言ってまとめています。
論理的思考?
いちいちつまづいてしまいます。
具体的にわからないですよね?私だけ?
ロジカルシンキング なんて感じで耳にします。
雰囲気では理解できます。
私が腑に落ちた説明は、粘土で造形物を作る工程を考える力。
粘土をこねる→粘土の分量と作りたい物の大きさのバランスを考える→イメージを具体的な形に変える→思い通りにならない→試行錯誤の繰り返し→どうにかこうにか完成
- イメージを造形物として作り出す工程を
- 作業の流れに沿って工程を考えて(体系的に考える)
- 矛盾や飛躍がないように堅実な実行プランに作り上げる
- そしてプランに沿って実行
物事を体系的に整理し、矛盾や飛躍のない筋道を立てる思考法
こんな感じ。
数度の失敗を経るたびに,
問題点や新たな課題が見つかってきます。
そして、こなれた形に少しづつ進化してきます。
この流れ、イメージしていただけますよね?
プログラミングも大雑把に言えば同じ感じ。
ただ、大きく違う点。
プログラムに沿って形を作るのではなく、物を動かす。
動く為に理解してもらわなければならない事。
人間でなく、機械に。
人間のかしこさとプログラミングの難しさ
いきなりですが
次の文お読みください。
Aさんはバイクを運転中に、反対車線の車が右折するためいったん停止したので、バイクの横の車が道を譲るためライトをパッシングさせ合図を出して停止した。Aさんはこれに気付かずそのまま走行したため相手車両は急ブレーキをかけたが間に合わず衝突したも。
交通事故の1シーンです。
先に申し上げます。少しわかりにくい文です。
でも、[意味合いが不明な点]や[抜けている文 ]
を、頭で補って、状況を理解してしまいます。
自分の理解と状況に齟齬が無ければ
文のどうこうを問うことはあまりしませんよね。
これ、人間のかしこさがなせる業。
[抜けている文]を勝手に補って理解はしますが
理解をするのには無駄なエネルギーが必要となり
能力次第では解釈が異なることも。
機械は人間のようにプログラミングで抜けた1節を補う事はしてくれません。
結果、質の悪いプログラミングとなり
思った通りの動きは得られないでしょう。
プログラミングは理系人間の得意とする分野だと思いがちです。
ですが、本質は、
- 理解してもらう為にエネルギーを使わせない
- 理路整然とした文章を書く
文系的能力が有効かも知れないのではと思います。
希望する動きを、効率的に的確に機械に伝える能力。
これがプログラミングの根底だとわかったんです。
アルファベットも知らない小学生がプログラミング?
絶対にそう思われるはず!
勿論そんな事はかしこい方々はお見通しなんでしょう。
プログラミング教育に使用されるプログラミング言語
その多くは、Scratchって言います
一度覗かれてみませんか。
無料で使用できます。
この猫を思い通りに動かしていくのです。
https://scratch.mit.edu/projects/65220320
動作パターンは予めブロック表示されています。
動作パターンのブロックを組み合わせるだけで
猫を動かす事が出来るんです。
簡単でしょ。
よくある考え。
ならば、教わらなくても出来るじゃない。
そうではないんです。
人と比べる事が大切なのです。
自分が作ったものは、他の人と比べてどうかな?
自分のは何が良くて何が足りないのかな?
他の人のは何が良いのだろう?
私にはまだ実感はありませんが、
ここまで色々探る中で感覚としてわかる事。
よく言われる独創性
この能力をこれからのお子さんには養って欲しいなと。
STEMA教育 耳にされたことございませんか?
STEMA教育
- 科学(science)
- 技術(technology)
- 工学(engineering)
- 数学(mathematics)
- 芸術/教養(arts)
の視点から一つの物事を考え
【分野横断型の学び】から独創性がうまれる
小学生の間から、様々な視点で物事を考え、独創性を養う第一歩。
それは、人との比較ではないでしょうかね。
豊富な物事の捉え方と持っている知識の応用を養う事。
それがプログラミングで出来そうな気がします。
私の結論として、ICT教育に関しては
基礎が出来るまでは独学は馴染まないのかな。
そんな思いに至りました。
下世話な話で恐縮ですが
スマホアプリの開発やラインのイラストなどで大金を稼がれる
お子様の話を見聞きした事があります。
そんな秀でたお子様は別としても
まだ、ほとんどのお子様は横一線のスタートライン上。
プログラミングは、学習塾や運動系以外の
能力習得系の定番
ピアノや習字やソロバンだとかに加わる習い事の候補になるんじゃないかな。
しかも、自宅で出来るとくればなお更です。
無料体験レッスンは経験する価値大です。
先輩にはそうお伝えしたんです。